2022年 年初めのギターメンテナンス
明けましておめでとうございます。tataです。
年初めということで心機一転、今年はモチーフを大切にジャズギター上達できるよう思いを込めてメインギターのメンテナンスを行いました!
2014年製 Gibson Custom Shop Custom Crimson 「Le Grand」です。
このギターは2015年に購入したものなのですが、当時ジョニースミスやマーク・ホイットフィールドに憧れてどうしてもフローティングピックアップタイプのナチュラルカラーのフルアコが欲しくて購入したものです。
17インチでフローティングピックアップなので、扱いづらくもありじゃじゃ馬的なところがありますが、生音の鳴りが最高に気持ちの良いギターです!
しばらくリビングに置きっぱなしになっていて埃など汚れが溜まっているので弦交換と掃除をしていきたいと思います。
上記写真のようにヘッド部、ブリッジ部など手に触れない部分にホコリが溜まっています。
まず初めにブロアーで大まかなホコリを飛ばしていきます。
ブロアーはギターメンテナンス用品としてはあまり使用されていないようで私も最近までブロアーという存在自体知らなかったのですが、一昨年にカメラを購入した時に知り、ギターメンテでも使えるなと思い使用しています。
これで大まかな埃をある程度飛ばすことができるので、次に記載するクリーニングツールでのボディの掃除が楽になります。
次にミュージックノマドのクリーニングツールを使ってヘッド部の埃を払っていきます。
柄を反対にして平面のクロス側でブリッジやピックアップしたのボディのホコリを拭き取っていきます。
事前にブロアーで大まかにホコリを飛ばしているのでクロス自体に付着するホコリを減らすことができます。
ポリッシュはこのギターを購入した時に店員さんにラッカー塗装にも使えるものということでお勧めされたものです。
これもMUSIC NOMADのものになります。
クロスは革靴のハイシャイン磨きにも使用されるネル生地のクロスです。ギター専用とか革靴専用のものではなく、着色のない白いネル生地を購入し自分でカットして使用しています。
専用のものを買うよりもコスパが良いのでお勧めです!
クロスにポリッシュを吹き付けて磨いていきます。
このポリッシュで磨くと光沢感が出るのが良いのですが、さらにベタつきも無いのでネック裏部分など演奏時に手が触れる箇所にも使えるのでとてもお勧めです!
金属パーツはポリッシュは使わずにネル生地のクロスで直接磨いていきます。
軽く力を入れて擦っていくと金属のくすみが取れて元の光沢が出てきます。
上の写真はテイルピースの一番右側のみ磨いた写真です。
beforとafterの違いを暗出ていただければと思います。
個人的にはゴールドパーツはピカピカに磨いていた方が見栄えがいいと思っています。
そしてシルバーパーツは燻んでマットな質感になっているのが好みです^^
フルアコはブリッジが固定されていないので、全部弦を取り外してしまうとブリッジの位置が変わってしまう可能性があるため、半分づつ交換していきます。
この時に弦を外さないと掃除できない場所も拭いていきます。
お見せするのが恥ずかしいのですが、指板は手垢などでかなり汚れていますね泣
こちらもギター購入時に勧められて購入したMUSIC NOMADの指板オイルを使用したいところでしたが、前回使用した時に開け方がわからずキャップを壊してしまい、オイルが揮発し塊になっていたので、大事をとって 使用を見送りました。
こちらはレモン成分などフレットを酸化させる成分が入っていない指板用オイルでベタつく事もなくサラッとしているのでお勧めです!
クロスは先ほどと違いコットン生地を使って拭き掃除をしていきます。
ちなみにこの布は使用しなくなった肌着用のTシャツをカットしたものです。
靴磨きでもよこれ落としや、余分なクリームを拭き取る工程でコットン生地を使用するので、それと同じ感覚で指板掃除をします。
※抵抗のある方はコットン生地を購入しカットして使っていただければ問題ありません。
指板掃除をしつつ半分づつ弦交換をしていきます。
使用するのはトマスティックの12-50フラットワウンド弦です。
表面に若干の凹凸があり、倍音を含んだリッチな音が気に入っています。
ダダリオ弦に比べると低音弦が細くなっているので、ハウリング対策にもなります。
比較的高価格な弦ですが、納得の品質なのでオススメです。
ちなみに弦交換時は切った弦が目に入る危険があるため、メガネをして作業するか、写真のようなゴーグルをかけて作業するようにしています。
安全第一で弦交換しましょう ←大事です
カットした弦は住んでいる自治体が紙に包んで捨てるというルールになっているため、予め封筒のように紙を折ったものに入れて保管しています。
ある程度溜まったらまとめて廃棄するようにしています。
といった感じで弦交換とギターのお掃除が終わりました!
冒頭で記述しましたが、2022年はジャズギターが上達できるよう頑張りたいと思います。
具体的には下記のような内容です。
・モチーフを生かした起承転結のあるインプロビゼーション
・ピッキング、ハンマリング、プリングの使い分けを意識した基礎テクニックの練習
・3和音のオープンヴォイシングを基本としたコードワーク
今まで何度も挫折してきたため、別途改めて今年の目標設定と達成に向けた練習スケジュールを立てて、修行したいと思います!
それでは今回はこの辺で
また次回もよろしくお願いいたします。
Thomastik-Infeld
12-50フラットワウンド弦
Thomastik-Infeld
11-47フラットワウンド弦
年初めということで心機一転、今年はモチーフを大切にジャズギター上達できるよう思いを込めてメインギターのメンテナンスを行いました!
ギター紹介
2014年製 Gibson Custom Shop Custom Crimson 「Le Grand」です。
このギターは2015年に購入したものなのですが、当時ジョニースミスやマーク・ホイットフィールドに憧れてどうしてもフローティングピックアップタイプのナチュラルカラーのフルアコが欲しくて購入したものです。
17インチでフローティングピックアップなので、扱いづらくもありじゃじゃ馬的なところがありますが、生音の鳴りが最高に気持ちの良いギターです!
しばらくリビングに置きっぱなしになっていて埃など汚れが溜まっているので弦交換と掃除をしていきたいと思います。
ホコリ落とし
上記写真のようにヘッド部、ブリッジ部など手に触れない部分にホコリが溜まっています。
まず初めにブロアーで大まかなホコリを飛ばしていきます。
ブロアーはギターメンテナンス用品としてはあまり使用されていないようで私も最近までブロアーという存在自体知らなかったのですが、一昨年にカメラを購入した時に知り、ギターメンテでも使えるなと思い使用しています。
これで大まかな埃をある程度飛ばすことができるので、次に記載するクリーニングツールでのボディの掃除が楽になります。
リンク
次にミュージックノマドのクリーニングツールを使ってヘッド部の埃を払っていきます。
柄を反対にして平面のクロス側でブリッジやピックアップしたのボディのホコリを拭き取っていきます。
事前にブロアーで大まかにホコリを飛ばしているのでクロス自体に付着するホコリを減らすことができます。
リンク
ボディの拭き掃除
次にポリッシュとクロスを使いボディについているホコリや手垢を拭き取り、艶を出していきます。ポリッシュはこのギターを購入した時に店員さんにラッカー塗装にも使えるものということでお勧めされたものです。
これもMUSIC NOMADのものになります。
クロスは革靴のハイシャイン磨きにも使用されるネル生地のクロスです。ギター専用とか革靴専用のものではなく、着色のない白いネル生地を購入し自分でカットして使用しています。
専用のものを買うよりもコスパが良いのでお勧めです!
クロスにポリッシュを吹き付けて磨いていきます。
このポリッシュで磨くと光沢感が出るのが良いのですが、さらにベタつきも無いのでネック裏部分など演奏時に手が触れる箇所にも使えるのでとてもお勧めです!
リンク
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金属パーツの拭き掃除
金属パーツはポリッシュは使わずにネル生地のクロスで直接磨いていきます。
軽く力を入れて擦っていくと金属のくすみが取れて元の光沢が出てきます。
上の写真はテイルピースの一番右側のみ磨いた写真です。
beforとafterの違いを暗出ていただければと思います。
個人的にはゴールドパーツはピカピカに磨いていた方が見栄えがいいと思っています。
そしてシルバーパーツは燻んでマットな質感になっているのが好みです^^
弦交換と指板の掃除
ボディ周りの掃除が終わったので弦交換をしていきます。フルアコはブリッジが固定されていないので、全部弦を取り外してしまうとブリッジの位置が変わってしまう可能性があるため、半分づつ交換していきます。
この時に弦を外さないと掃除できない場所も拭いていきます。
お見せするのが恥ずかしいのですが、指板は手垢などでかなり汚れていますね泣
こちらもギター購入時に勧められて購入したMUSIC NOMADの指板オイルを使用したいところでしたが、前回使用した時に開け方がわからずキャップを壊してしまい、オイルが揮発し塊になっていたので、大事をとって 使用を見送りました。
こちらはレモン成分などフレットを酸化させる成分が入っていない指板用オイルでベタつく事もなくサラッとしているのでお勧めです!
リンク
クロスは先ほどと違いコットン生地を使って拭き掃除をしていきます。
ちなみにこの布は使用しなくなった肌着用のTシャツをカットしたものです。
靴磨きでもよこれ落としや、余分なクリームを拭き取る工程でコットン生地を使用するので、それと同じ感覚で指板掃除をします。
※抵抗のある方はコットン生地を購入しカットして使っていただければ問題ありません。
リンク
指板掃除をしつつ半分づつ弦交換をしていきます。
使用するのはトマスティックの12-50フラットワウンド弦です。
表面に若干の凹凸があり、倍音を含んだリッチな音が気に入っています。
ダダリオ弦に比べると低音弦が細くなっているので、ハウリング対策にもなります。
比較的高価格な弦ですが、納得の品質なのでオススメです。
ちなみに弦交換時は切った弦が目に入る危険があるため、メガネをして作業するか、写真のようなゴーグルをかけて作業するようにしています。
安全第一で弦交換しましょう ←大事です
リンク
カットした弦は住んでいる自治体が紙に包んで捨てるというルールになっているため、予め封筒のように紙を折ったものに入れて保管しています。
ある程度溜まったらまとめて廃棄するようにしています。
弦交換完了!
といった感じで弦交換とギターのお掃除が終わりました!
冒頭で記述しましたが、2022年はジャズギターが上達できるよう頑張りたいと思います。
具体的には下記のような内容です。
・モチーフを生かした起承転結のあるインプロビゼーション
・ピッキング、ハンマリング、プリングの使い分けを意識した基礎テクニックの練習
・3和音のオープンヴォイシングを基本としたコードワーク
今まで何度も挫折してきたため、別途改めて今年の目標設定と達成に向けた練習スケジュールを立てて、修行したいと思います!
それでは今回はこの辺で
また次回もよろしくお願いいたします。
サウンドハウスで購入
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